Radioheadの数々のミュージックビデオを紹介。
1.CREEP
director:Brett Turnbull
Location:venue"zodiac",Oxford
Thom(以下T):あの頃の僕は今の2倍ぐらい太ってた。
Colin(以下C):でも当時の方が2倍若く見えた。
Ed(以下E):でもかっこよかったぜ、トム。
T:いつ?
E:昔の方が
T:..fuck!(エドに向かって逆ピース)
Phil(以下P):俺は今の方がかっこいいと思うけどなぁ。
T:ありがとよ!
C:このビデオの収録の時は友達とか近所の人達を呼んだんだ..違うな..ファンだ。それで、俺達がプレイしてるとこを見てもらって収録したんだ。みんなが飛び跳ねてるとことかね。
T:でも色がいまいちだったんだけど。
....Anyone Can Play Guitar同様、ビーチハウス収録のMTVver.もあり。MTVver.では髪を伸ばしていたトムは赤いゴムで髪をしばっている..。
2.Stop Whispering
director:Jeffery Plansker
白いスーツを着てると思いきや、よくみりゃつなぎ着用のトム...。エドのボートをこいでいるようなギター奏法が印象的。....ちょっとコメントが思いつかない..。
3.4.Anyone Can Play Guitar
director:Dwight Clarke
このビデオはUK,USの2ヴァージョン。MTVヴァージョンをあわせると3ヴァージョンある。
3は日本でもよく放送されるイグアナをなでなでするトム、ジョニーのファッション、座り方が微妙...など突っ込み所も多数。4はUSヴァージョンで3のようなイグアナなでなでといったシーンはなく、ジム人形が登場するシーンにも若干の違いがあったりする。画像がとっても歪んでいるので、見ていると酔う。MTVバージョンはビーチハウスでの収録。
プールサイドで演奏する彼等。カメラに向かって大絶叫のトム。最後には予想通りの展開=プールに飛び込む(笑)。
5.Pop
Is Dead
director:Dwight Clarke
Location:White Horse Hill and Jarn Mound in Oxfordshire
T:ロッキーホラーショウだ...。 (95年来日時)
C,E:(大爆笑)ひでぇ!。(videographyより)
メンバーのコメントでもわかるように、彼等の中では葬り去りたいぐらいの作品のようだ。後半のThomはとってもステキなのだが....。
6.Fake Plastic Trees
director:Jake Scott
Location: An aircraft hangar, Los Angeles
T:本物のスーパーマーケットを使いたくてさがしたんだけど見つからなくってね。
丸1日かけてセットを作ったんだ。
スーパーマーケットっていうアイディアの他に色と照明にもこだわった。ショッピングバスケットもとてもあまりみかけないモノでね
僕達がが1番最初に使ったんだ!。ここが重要なところだよ!(人さし指をたててニンマリ)
このビデオを見る時は注意してほしいな。世界初の試みだよ。
(当時、PULPが同じようにショッピングカートを使ったビデオを作成した為、このようなコメントが...?)
このビデオにもショートヴァージョン(4分9秒)とロングヴァージョン(4分48秒)の2つがある。7television commercialsに収録されているのはロングver.。
7.8.9.Just
director:Jamie Thraves
Location: Near Liverpool Street Station, London
このビデオも3ヴァージョンあり、横たわる人が出てくる映画仕立てで、キャストなどの字幕クレジットまで出る"Narrative ver."(9)と、メンバーだけが登場する"performance
ver."(8)、上記2つが混ざった"original ver."(7.通常オンエアされているモノ)がある。
"Narrative ver."(には、メンバーはほとんど映らず、コケる人もすごい大袈裟なコケかたをする。"performance
ver."は、まさにすばらしいThomのパフォーマンスが満喫できるビデオ。このビデオに登場する横たわった男性の最後の言葉(字幕が消える)は謎とされていて、メンバーも「言ったら呪文がとけちゃうよ」
と、いっさい語ろうとしない。
10.My Iron Lung
from:'the astoria London live'
1994年のロンドンアストリアでのライヴ映像。
ビデオ'the astoria London live' からのクリップ化。
11.12.High & Dry
(US ver)director: Paulcunningham
Location:Dick's Diner - 3188 Alvarado Street - San Leandro - California.
(UK ver) david Mould:Location: Vasquez Rocks California.
T:USバージョンの方が気に入ってるんだ
C:ビデオの内容は銀行強盗のはなしなんだけど。
(中略)分け前のお金をもらえずに、爆発させられちゃう.....って話だったと思うんだけど..。
T:へぇ〜そうだったの。...基本的に僕らはこのビデオに出演したくなかった。だから、あまりでてこないんだ。車から降りて座ってるだけだからね。...タダ喰いだったと思うんだけど..
C:いや、ちゃんと払った
よ!T:かなり食べた気がするけど。
C:すごく高かったはずだよ。
UKヴァージョンでは、大量の人工雨を降らせて撮影開始、そのうちホントの雨が降ってきてとっても寒かったらしく、この後メンバーは風邪をひいたとか。Jonnyは「スタッフなんか雨ガッパきて大きな帽子までかぶってるんだぜ!」とちょっとプンプンだった様だ。
13.Street Spirit [fade out]
director:Jonathan Glazer
Location: A stretch of desert just outside Los Angeles
E:このビデオを作る時に彼(Jonathan Glazer)の作品が浮かんだんだ。マッシブ・アタックの「カーマコーマ」がね。あのビデオは素晴らしいよ。(中略)ビデオ作りはディレクターに任せたいんだ。
C:レコードの内容をビデオに反映させるのはとてもしい事なんだ。なぜなら、音楽は自分達に対する弁解だからね。
T:彼はこのビデオをきっかけに今度映画に進出するらしいんだ。いろんなことをこのビデオの中でやってくれたしね。僕達もすごく喜んでいるんだ。
C:トムはパルプのビデオをつまらないって言っていたんだ。
T:笑
C:マイケル・ジャクソンのビデオの事も言ってたよな。
T:スローモーションを使ってるところがさ、このアイディアを盗んだんだってね。
訴えなきゃ!。多分何も言えないだろうね。
* このPV、Thomがトレーラーの上から落ちるシーンがあるが、当初これはスタントマンが用意されていた。が、しかし、 Thomが自分でやりたいと言い出した為、下にクッションをひいたりなんだりで大掛かりな撮影に..。
14.Lucky
'95年、"Lucky"はボスニア戦災孤児救援チャリティアルバム『help』に収録された。このチャリティアルバムはいろんなアーティストも参加しており、このビデオにもそんなアーティスト達もうつる。また、このhelpの特番では孤児達や、悲惨な映像のみのluckyがオンエアされた。メンバーがスタジオで演奏しているという映像のみのバージョンも存在する。
15.16.Paranoid Android
director:Magnus Carlsson
人が切り刻まれてるのはOKなのに、女性のオッ○イは放送上ひっかかる、一体なにが基準なのかわからないお国では、16のcensored ver.が放映される。日本ではuncensored
ver.と呼ばれる15を放映。(間違い探しみたいですが..)。メンバーもアニメで登場。このビデオで主人公を務めている"ROBIN"少年とこのビデオとの関係はvideographyのページの「おまけ」参照。
17.Karma Police
director:Jonathan Glazer
追われる男が最後にするマッチの絵の"胎児"が意味するモノは?Jonathan Glazerによると、このビデオのアイデアは、実はばかげた不安感から思いたったという。
「これは報復についての全てがつまっている。Thomには、story -teller役になって欲しかった。」と語っている。
Jonathan Glazerが監督するビデオのこの雰囲気は、Street Spritに続き、RABBIT〜のPVといいcoolとしか言いようがない。
Thomのまつ毛にも感動(笑)。
18.No Surprises
director:Grant Gee
ビデオ"meeting people is easy"の監督でもあるGrant Geeの作品。このPVをみるたび、一緒に息を止めてしまう人が続出という問題作(笑)ちなみにほぼ1分(57秒?)
なにしろこのビデオの為の撮影は、のちに発売された"meeting people is easy"を見れば、どれだけ大変だったかうかがえるであろう。
しかし、それだけ命をはった撮影にもかかわらず、できあがったビデオをはじめて観たThomは、こんなふうになると思わなかった...と
かなり、ブルーな状態に陥ったらしい。
19.Palo Alto
director:Grant Gee
VIDEO"meeting people is easy"から。
日本ではとにかくフィルムをまわしてたくさんのシーンをもってかえったようで、この曲の間も彼等の日本滞在時や、日本の日常がうつされる。MTVなどではクリップとしてオンエアされた。
20.The National Anthem
2000年のライブ映像として、はじめてオンエアされたのはこれだったと思う。
6月からはじまった久々のツアー、ヨーロッパツアーでのライブ映像。
おそらく業界人が多数観ににきていたというバルセロナあたり?久々のTV画面登場。テレビに釘付けになった人も多いのでは...。
21.22.Idioteque
21の"blow up ver."はスタジオライブ収録。
20のThe National Anthemのビデオは海外ではオンエアされていないようで、"KID A"からは、これが最初のビデオクリップとされている。音源もアルバムのものとは異なり、このビデオの為に改めて収録された。
また22の"pixelated version"はオフィシャルサイト、www.radiohead.comの作成にも携わっているChris
Bran(Vapour Brothers)の作品。テレビでのオンエアはしていない様ですが、プロモビデオが存在しており、またhttp://www.vapourbrothers.comでも公開中。
23.Morning Bell
かわいい.....。 ベアが演奏してる...というより、メンバーが ベアになった...と言った方が適切かも。というのは、なかなかそれぞれ演奏の仕方の特徴を笑っちゃうほど掴んでいるのです。
特にColinベア...。
なぜかこのビデオに関しては、リリース情報もなく、オンエアされないかが疑問だが、ちゃんとEMIのクレジットが入ったオフィシャルビデオとしてEMIからプロモ用ビデオが配られている。
24.How
To Dissapear Completely
Blipsとしてほんとに短いヴァージョンが存在しているが、それのロングヴァージョンというか、完全版。
25.Pyramid song
director:Shynola
Thomが見た夢のイメージをもとに作られたといわれている。
あまりThomの夢から作られた、とか、Thomの提案...とかいうと、ギャラがもらえなくなっちゃうから、言いたくない...とShynolaも冗談まじりに語っていた。
はじめはPyramid songのビデオは2バージョンある...といわれていたが、いまだにもう1つのバージョンはあらわれない。また、このShynolaとは、アート集団とあって、websiteもなかなかおしゃれ。Pyramid
songのページも設けており、そちらへはこちらから。
このPVからカットされた画像もみることができる。
26.Knives Out
director:Michel Gondry
knivesout.mpg
見どころたっぷりのビデオ。Thomとフランスの女優Emma De Caunes共演おもちゃのハンマーをふりまわしたり、足をたべられて驚いてみたり、足をたべられて驚いてみたり、EmmaといちゃついてみたりとThomの演技も光る一本。最後はネズミになって登場する。色づかいもカラフルでコミカルなビデオ。
Bjorkの"Human Behaviour"のビデオを手掛けた監督がこのビデオを監督するとのことで、興味深々だったが、やっぱりやってくれたか!という楽しいビデオ。
27.I might Be Wrong
director:Chris Bran(Vapour Brothers)
2001年7月25日インターネット・オンリーのビデオとしてリリースされた。
www.radiohead.com/009.htmlと
www.vapourbrothers.comよりみることが出来る。アニメーションとOXFORDのスタジオで録られ
たというThomの歌っている姿が交互に現れる。ぜひテレビのブラウン管を通してみたいものだが...。
28.I might Be Wrong-Live recordings-
director:Sophie Muller
上で紹介したビデオとのバージョン違い。こちらはTV放送されている。-Live recordings-とあるが、音源はアルバム"AMNESIAC"収録のモノと同じ。EP"I
might Be Wrong-Live recordings- "
のプロモ用だと思われる。ThomとJonnyはこのビデオの中で確認できる。Thomはタンバリンを持ってライブのようなパフォーマンスを、Jonnyはギター、急にドアップ....。
真っ暗のなかで、2人が亡霊のように浮かび上がるような映像。
29.PulkPull
Revolving Doors / Like Spinning Plates
director:Johnny Hardstaff
もともとplay station 2のグラフィックを手掛けていた彼の作品を見たThomが、Hardstaff氏の作品づくりに影響がないよう、なにも語らずアルバム"Amnesiac"を渡し、この中から好きな曲をえらんで作ってくれ..と頼み出来上がった作品。
Hardstaff氏は結局1曲に絞り込む事ができず、2曲をくっつけた作品となったが、Thomは快くOKを出したそうです。
この作品をThomにみせると、この作品のテーマ、子供にいつどんな危機がせまるかわからない...というHardstaff氏のイメージ通りの言葉がThomからかえってきたようで、とても観点がマッチしたとのこと。
MTVの規制の関係で公には公開されていない。
30.There There
director:Chris Hopewel
このビデオは、Thomが息子Noahに読んで聞かせた奇妙な童話に基づいているそうです。撮影に関しては、1日は森の中、そしてスタジオ内にあるスクリーン前で3日...とThomの撮影に4日間かけたというビデオ。
ディレクターのChris HopewelはThomのことを「he was brilliant. He was absolute star.
And he's such a bloody good actor」と褒めまくり。またプロモ用ビデオにはNomal ver.とHigh
Vision ver.と2本立てで収録されており、時代を感じさせられる....。
31.Sit
Down.Stand Up.
director: Ed Holdsworth
2+2=5 DVD singleに収録、及びRadiohead TVのエピソード1にて放映(DVD :The most Gigantic
Lying mouth of All Timeに収録)。
32.Go To Sleep
director: Alex Rutterford of Black Dog
すんごいバカっぽいボンボンの付いたスーツを着なきゃならかったんだよ。カメラはなくて、赤外線のスキャニングライトかなんかがあっただけ。
すごい変な感じだったよ。と撮影時のことについて語るThom。こちらにビデオについての詳細記事。
33.Jigsaw Falling Into Place
d irector:Adam Buxton
In Rainbowsリリース記念、彼等のOxfordスタジオからのwebcast(thumbs_down)にて初公開されたIn RainbowsからのPV第一弾。
自転車用ヘルメットを使いカメラを搭載させたヘルメット・カムを使用しての撮影。監督のAdam氏曰く、Radioheadたるバンドがこんなものを使ってやってくれるか心配だっだそうですが、バンドは気持ちがいい程奇妙なパフォーマンスを演じてくれて感激したんだとか。また、同webcastのスタジオライブにて収録されたBodysbatchersも日本ではビデオクリップとして音楽番組等で放送されたが、Radioheadは「俺達はBodysnatchersのビデオなんて作ってないよ!」とも語っており、演奏に関しても少々早すぎた...などと不満もあるようです。
34.Nude
director: Garth
Jennings / Adam
Buxton
2008年を素敵に迎えさてくれた大晦日に公開されたwebcastにて初公開。
In Rainbowsからのシングル第2弾Nudeのビデオ。映画"The Hitchhiker's Guide to the
Galaxy"の監督としても知られるGrath
JenningsとJigsawを手がけたAdamとの作品。
撮影裏話はこちらへ。
35.House of Cards
director: James Frost
Location : G-Star Studios , West Palm Beach, FL
→Cresits
カメラを一切使わず、レーザーにてスキャンしたデータをコンピューターに入力して三次元画像として再構成するといった方法で制作されたとして話題となったビデオ。女優Lauren
Maherも出演している。
35.Lotus Flower
director:
Garth Jennings
2011年リリース"The
King Of Limbs"からのPV第一弾。
Thomがひたすらいつものように踊りまくる....とはいえ、しっかり振付師Wayne McGregorの指導のもと踊っている....らしい。
この振り付けにまつわる図解も話題に。→コチラ。
C1.El President / Drugstore
私は背の高い人が好きだけど、Thomは特別よ!というイザベル嬢率いるDRUGSTOREのシングルからのビデオクリップ。
イザベル嬢とThomがロープで縛られているという設定が大変うわさになったが、 実際は自分のパートになったらカメラ前にでてくるといった、シンプルなもの。
Drugstoreは今でもradioheadの"black star"のカバーをライブで披露するほど、radiohead(Thomの?)ファン。
C2.Rabbit In Your Headlights / U.N.K.L.E
director : Jonathan Glazer
Thomが参加した U.N.K.L.E のシングル 'Rabbit In Your Headlights' のビデオクリップ。 ひかれては立ち上がり、ブツブツいいながら歩き続け、最後は車が大破する。
ひかれるシーンがあまりにも衝撃的な為にヨーロッパでは放送禁止になったようだが、誰もがうなずく良い作品。
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