Thom and Ed interview in Brazil
Q. 南米は初めてですが、何かサプライズはありましたか?
Ed: 南米にはずっときたかったし、南米にいることそのものがサプライズだよ。
Q. セットリストはどうやって決めますか?受けの良かった曲は?
Thom: 特に考えずにいろんな曲をやるけど、In Rainbowsの曲が多いよ。
Ed: Arpeggi はすごくうまくいったね。ただ、僕らがうまくいってると思う曲と、観客がいいと思った曲は違うかもしれないけど。
Q. In Rainbowsの南米での受け取られ方は?
Ed: メキシコでは、あそこは南米じゃないけど、CDをリリースしてないんだよ。それでもみんなちゃんと知ってたから、インターネットで手に入れたんだろうね。
Q. In Rainbows で好きな曲は?
Thom: Videotapeだね。すごく難しい曲だし、あの曲を演奏するとスタジオでなきゃなんないから(笑)
Q. 今回のライブは照明が素晴らしかったですが、デザインにはあなたたちも関わっているのですか?
Thom: 1993年からアンディ・ワトソンに頼んでる。
ちょうどその頃、通常の照明の30%しか電力を消費しない照明が開発されて、それを使ったデザインを頼んだんだ。
Q. ポルトガルでは、曲にポルトガル語をミックスして観客を驚かせましたが。
Thom: National Anthemではいつも、適当に選んだラジオの音声をミックスして使うんだよ。ほんとにランダムに選んだ局だから、酷いカントリーがかかっちゃうこともあるけど(笑)、もうどうしようもないよね。
Q. バックステージには瞑想室があるそうですが、ライブ前に心を落ち着かせるためですか?それとも宗教的な理由とか。
Thom: 頭をクリアにしてステージに上がるためだよ。
マイケル・スタイプは正反対なんだ。彼はまったく何も準備せずにステージに上がるんだ。発声練習すらしないんだ。彼の真似をしてみて、自分は正反対のタイプだって分かったんだよ。
Q. Klaftwerkと一緒のステージでしたが、いかがでしたか?影響は?
Ed: 多大な影響を受けたよ。彼らは音楽史における偉大なバンドだし、一緒のステージに立てるなんて夢みたいだ。The Modelを聴いたときは14歳に戻ったみたいな気分になったよ。
Thom: スタジオにも一緒に入って機材のこととか、レコーディング方法とか、いろいろ情報交換したんだ。素晴らしかったよ。
Q. あなた方はシャイで物静かな人々ですが、同時に大勢の人の目に晒されますよね。そのことはどう感じますか?
Thom: リオのビーチで、生白くて酷い身体を晒してるときに写真を撮られたのはアレだったけど(笑)、それ以外は特に気にならないよ。(写真の件は)まあ、かなり嫌だったけど。そっとしておいてくれって感じ。
thanks to Yuko ,Gabi