September 16, 2009

Ed O'Brien hits out against plan along with the FAC

ミュージシャンの利害を代表する団体Featured Artists Coalition(FAC)のメンバーであるEdやBlurのDave Rowntreeらが、共有ファイルから音楽を違法ダウンロードする人々のインターネット・コネクションを遮断すべきだとする英政府の法案に反対の姿勢を表明したそうです。

Edは『Times』紙に「僕らの世代は、音楽に対して金を払うという観点を持って育った。どの世代もそれぞれ違う考えを持っている。共有ファイルはサンプラーや友人の持つ音楽をダビングするようなものだ。それで“これいいな、アルバム買うよ”とか“コンサート行ってみよう”ってことになる。新しい行動パターンが誕生しているところなんだ」と語っており、FACは共有ファイルは確かにレコードのセールスにダメージを与えているが、コンサート・チケットやマーチャンダイズの売れ行きを促進していると考えていて、英政府の法案のように強硬手段ではなく、人々が合法的に音楽を手にするよう奨励する新しいビジネス・モデルを助成すべきだと政府に提案しているようですが、その具体例はまだ模索中とのこと。

2008年の統計だと、UKでは年間600万人がファイルを違法ダウンロードしていると推測されており、そういう行為をしている人達のインターネット・コネクションを遮断すべきだという案は、昨年の2月から持ち上がっている。

(source: Barks)

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