June 14, 2014

Jonny Greenwood: how classical led me to love live performance

The GuardianのブログにJonnyがコラムを寄稿した様です。

Radioheadの1年のオフ中に小規模のストリング・グループの為に曲を書き続けていたJonny。
まずAustralian Chamber Orchestraと生活を共にして曲を書きコンサートを行った後、一番最近ではLondon Contemporary Orchestraの為に曲を書いた。これらはレコーディングのかわりにコンサートを目的としてとのこと。
「これは自分にとって音楽というものについての新しい考えでもあり、それによって自分がライヴミュージックについて考えさせられる事になった。」とJonny。こうして仕事するのは閉鎖的で残念な気もするけど間近でオーケストラやストリンググループを聴いて過ごす時間は惜しくはないとも。

Jonnyはライヴというものの「ある空間で演奏され、それ自体はそのコンサートから次までに無限に変化するものであり、その瞬間に消え、壁に染み込んで行く」といった一過性を好み、「レコーディングとは異なり、前回やったことや次やることが同一になることもない。いつでもわずかに(またはひどく)違った方向へ行く事もできる。そしてその全ては、その空間にいた誰もが共有しあえるもの。」そして、
LCOとはWapping Project、そして今回のWind Tunnelsでのコンサートをしていますが、どちらのスペースもコンサートを目的とした場所ではないが、それがポイントですべての変化が複雑さと予測不能性を増加させるとも綴っています。

最後には「ライヴというのは2つのスピーカーから出されるものよりはるかにソフトで奇妙、かつもっとカラフル。
もし、生で聴いたことがないなら、本当に聴いたことにはならない。
いまだにクラシック音楽に関する見解の90%はレコードを聴いて判断されてしまうけど、静かな空間でオーケストラが沈黙から始めるのは素晴らしい。ソロのシンガーにしても。
どれだけスピーカースタンドにお金をかけるかなんてどうでもいい。ナショナルジオグラフィックチャンネルがマダガスカルを再生したって、部屋で再現できるわけじゃない。すべてインチキなんだ。
興味があったらぜひライヴのクラシックミュージックを捜しだしてみてほしい。特にPAシステムに頼ってない様なモノを。」

全文にわたりとても良い文章です.... ↑は一部抜粋意訳です....。
Radiohead's Jonny Greenwood: how classical led me to love live performance

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