October 9, 2016

Radiohead's Ed O'Brien to release solo album next year

先日、BBCのラジオに出演したEd。(10/6付ニュース参照)
インタヴュー音源が文字おこしされていたので再アップ。
COS

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「フルのソロ・アルバムみたいなものをやってみようかと思ってるんだ。山頂でレスポールを持って髪をなびかせ、まるごとEd O'brienみたいなね。2年前まで はやる気はなかったんだけど、今は乗り気でさ。来年作るつもりだよ」

「興味深いことにきっかけはブラジルなんだよ。2004年と2006年に子供が生まれて、俺は5年後に妻と1年間ブラジルに行って生活するって皆に言ったんだよ。何かにけじめをつけるとかっていうんじゃなく、こうしなきゃいけないって思ったんだ。アルバムを作れないと思わないで欲しい。俺が後から加わることが出来ようが出来まいが、俺抜きでアルバムを作ってくれ、って。それまでバンドと沢山の冒険をして来た事を実感してたから次は家族と冒険したかったんだ。」

「そして、ブラジルへ引っ越したんだ。田舎にね。ちょうどこの部屋くらいの大きさの小屋が隣にある小さな農園に住むことにしたんだ。そこでの生活は本当にシンプルだったよ。子供たちは地元の学校にいったけど、誰も英語が話せないから子 供たちは言葉遊びなんかで勉強したんだ。そんなのも生活の一部だし、生活といえば僕にとっては音楽と家族だった。
毎日、湖の隣の美しい小屋から丘を登って、そこで曲を書き始めたんだ。ありったけの機材を持ってね。Thomが『Pro  Tools使うのが得意なんだからそれで全部やってみなよ!』みたいに言ってくれてたこともって、僕はそれに専念することにしてみたんだよ。今まで専念してみたことがなかったからさ。でも、8週間後にして思ったんだ。『これは違う。これはゴミだ!』ってね。やりたかったのは、ただ座ってギターを弾くってことだったんだよ。
その年の2月にはカーニバルに行ったんだ。親しい友人が僕と妻でリオのサンボードロモに誘ってくれて。
「何てこった。地上最大のショーだ」って思ったよ。2日間で12のサンバ・スクールだよ。それぞれ1時間20分の持ち時間があって、列をなしてサンボードロモと呼ばれる場所をパレードして行くんだよ。1マイルの長さのストリップみたいにさ。オリンピックでも披露されてたけど夜10時から朝6時まで続くんだ。音楽に関してはこれまでで最も本当に素晴らしい経験だったんだ。そう、もちろん、バテリアと呼ばれるビートがさ。ポリリズムみたいな感じなんだ」

「みんな歌ってる。サンバ・スクールそれぞれに4000人はいたはずだよ。僕は曲を書きくこととその場にいて感じたことが相まって『何て こった。音楽はこうにもなれるのか』って深くね。それがインスピレーションとなって創作意欲を完全満た してくれたよ。音楽の楽しみに要素がそこにあった。ただ、多くのブラジル音楽みたいに憂鬱な側面やメランコリーな部分があるのは感じてて、認識もしているんだ。だけど、人間であることを祝福すべきなんだよ。それは僕たちの冒険の一部なんだから。あの経験は僕のターニングポイントになったんだ。」

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